コラム

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Column

浦和社会生活大学(第1回目の講義)

佐々木広行

平成29年10月7日 浦和社会生活大学において、『遺言』をテーマに講義を行いました。 浦和社会生活大学とは、「自主独立自由な校風のもと生涯学習教育をとおして、豊かな思考力と健康的な行動力を養い、人とのふれあいにより社会生活を学び、老後のいきがいを実現する。」を目的とした市民による市民のための大学です。1975年に創立され、今年で43年を迎えられました。

開演まで控室でイメージトレーニング中です。

さて、午前9時45分になりました。第1回目の講義は『遺言』。       
遺言に関して簡単なクイズからスタートです!

Q.遺言書をパソコンで作成してもよい?
Q.ビデオ録画は有効なの?
Q.日本語ではなく、遺言書を英語で書いても有効?
Q.何歳から遺言書を作成することができる?              
などの〇×クイズを出題しました。
引き続いて、遺言が注目されている理由・遺言の種類を紹介しました。

15分の休憩をはさみ、講義の後半は、遺言書の作成方法や「自筆証書遺言」「公正証書遺言」「秘密証書遺言」の解説をしました。

講義終了後、
「遺言の内容に不満があったら、相続人はどうすればいいの?」
「公正証書遺言の保管期間は20年ということだが、その後はどうなるの?」
など多数のご質問をいただき、受講された皆さまの関心の高さを伺えました。

この講義をとおして、
「ちょっと遺言書を書いてみようかな」
「家族が揉めないように財産をどうやって分けようかな」と
遺言の重要性について考えるきっかけになれば幸いです。
思い立ったが吉日。
遺言書は大切な人への最後の手紙です。
悔いの残らないように「思い」を形にしましょう。